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フランソワーズ・サガン「悲しみよ こんにちは」(1954年)

サガンの「悲しみよ こんにちは」を読み返しています。

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初めて読んだのは18歳の時。
朝吹登水子さんの訳で。
サガンがこの本を書いたのも、彼女が18歳の時。

18歳が書いたとは思えない華麗な文章にまずびっくりでした。
主人公は、父を巡り、父の恋人である大人の女に対抗心を燃やす17歳のセシル。
子供と”女”が同居した危うさは、一体どこの17歳?って感じ。

フランスで「Bonjour tristesse」Francoise Saganの初版が出たのは、1954年。

ringobooks bonjour tristesse 1st edition bonjour tristesse ringobooks

フランス国内でこの年、50万部売れたそうで、
実際はこの年だけで100万部近く刷られているのでしょう。

そのなかの一冊です。


Ringobooks bonjour tristesse2 ringobooks bonjour tristesse3 

かなりボロボロ...。
刷っても刷っても売れちゃうので、大急ぎで増版したのかな。
幅が揃ってないし、端がちゃんとカットされないまま。

wikiによると、日本では、翌年、朝吹登水子さんの訳で新潮文庫から出版され、ミリオンセラーとなる。400万部は、今でも新潮社の歴代売り上げ8位ですって。すごい。
この本のおかげでフランスに憧れを抱いた人は多いはず。
私もそうでした。
いつか原書で読みたいと、フランス語の勉強にも身が入りました。

サガンの映画が今夏、日本で公開されるみたいです。

悲しみよ こんにちは (音が出るので気を付けて)

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コメント

嬉しくなるようないいかげんな本の作り方!
こういうのフランス的といってもいいのかしらね^^
映画も見てみたくなりました。もうDVDになってるよね。

おはようございます。

「悲しみよ こんにちは」私も高校生のときに読んで感動しました~。いまだに何度も読み返しています。やはり、朝吹登水子さんの訳のものを。。。
この原書も1954年のなのですか。宝物ですね!

*totiさん

日本人では有り得ないって思いますよ。この本の仕上げ方。
パラパラの切り口を、自分でハサミで切りそろえたくなるけど(笑)、これも味わい?ってそのまま残してます。

映画は予告編みると、俳優さん、ホントに左岸いや、サガンそっくりですよね。私も映画館ではなく、DVDで観る事になりそうです。


*メギーさん

メギーさんも高校生の時に読まれたのですね。
私の場合、田舎の冴えない高校生だったので、すごく刺激的な内容に思えましたよ。
こ、こんな世界があるのねーと。

この本、本当にぼろぼろでページめくるたび、紙ボコリがヒラヒラ。パラフィン紙で保護して、直射日光避けて保存というVIP並みの扱いとなりそうです。笑)

日本に帰ってしまったともだちが残してくれたサガンの著書が数冊あり、どれかに手をつけたのですが、印象に残っていないのは、わたしが完読していないのか。
いま書棚に下りて、”かなしみよ・・・”を探したら、これだけはありませんでした。
林檎さんの投稿を拝読して、読みたい!と思うのに残念です。
それでも、”かなしみ・・・”を捜すうちに、ああ、これもまた読みたいという本があって、もう読んでいない本がないから日本のアマゾンに注文しなくちゃ、と思っていたので、得した気分。
いま”Kite Runner”を図書館から借りて読んでいます。
林檎さん、読まれましたか?

*もめんさん、

私はこの本、一気に読めました。(フランス語ではそうも行かないですが...)ちょっとサスペンスっぽくもあったし、あと何と言っても文体が素敵。確かジーン・セバーグが主人公セシルを演じて映画にもなってたと思うので、DVDで観ても良いかもしれませんね。
Kite Runnerは苦手なタイプのお話です。でも映画で映像見せられるよりは、本で読む方がまだショックが少ないかも...。

はじめまして。
素敵なブログを探していて、このページにたどり着きました。

私も18歳のときに、朝吹登水子さんの訳で読みました。ピンクが基調の文庫本を本屋で買えるものは全部集めて読みました。ウィットに富んで、軽快で挑発的で悲しくて、かなりはまりましたね。
映画も観に行きたいな。田舎に住んでいるのでどこか都会まで出て行って観る感じかな。

*yoojieさん

はじめまして。
ご訪問とコメント、ありがとうございます。

やっぱり皆さん、18歳くらいに読むのですね。
大人になる時に読みたくなる本でしょうか。
私もこの本の後、他のサガン著の本を順番に読んで行きましたねー。今、手元には無いけど懐かしくて又、読み返したくなります。
映画も楽しみですよね。

下記のコメントですが、、、

かなりボロボロ...。
刷っても刷っても売れちゃうので、大急ぎで増版したのかな。
幅が揃ってないし、端がちゃんとカットされないまま。

その当時の書物は、読者自身がペーパーナイフで見開きを切りながら読んでいったんだと思います。(ペーパーナイフはもともとその用途で作られた物です)
父が何十年も前にフランスに留学していた頃は結構そういう本があったらしいです。
貴重な本だと思います。
父の遺品を整理していたら、1954年の初版本の「Bonjour Tristesse」がありました。見開きをカットしていないページが一カ所だけ残っていました。

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