TACHENのAalto
TACHEN(タッシェン)は、アート本で有名なドイツの出版社。
TACHENが出しているAlvar Aalto本を読んでいる。
自分のものだったら喜ぶけど、残念ながら図書館で借りた。
Alvar Aalto (1898年〜1976年)はフィンランド生まれの偉大な建築家、デザイナー。
この人の名前からしてデザインみたい。
時々、どこの時代に生まれたら面白いかなどとくだらない空想をしてみることがあるのだけれど、世紀末に生まれて80年代を前に没するというこの人の生涯は、まさに私の大好きな激動の時代を丸まるカバーしている。
ざっくり書いてしまうと、二つの世界大戦、ヴィクトリアンからアールヌーボー、アールデコ、モダンアート、ファッションの時代、写真、映画、ポップアート、サブカルチャー、フラワーチルドレン、etc. ドラマチックで波瀾万丈で新しい物を生み出すエネルギーに満ち満ちていた時。生き抜くにはさぞ大変だっただろうけれど、こんなに生き甲斐があって面白い時代は無かったんじゃないかって思ってしまう。
それに比べて今の時代ってちょっと退屈?! 先人たちの残した遺産を食いつぶしたり、リバイバルさせながら、あとはゆっくりと衰退するばかりで、何も新しく生み出すものなんて残っていないような気が時々するのだが、これって平和にあぐらをかいた思い上がりなのだろうか。それともこれからとんでもない変革が訪れたりして?今の時代も振り返れば面白い時代だったと言えるようになるのかな...。こういうペシミストで、へたれな思考こそ”現在(いま)”的なのかもしれない。
アールトより前の世代の建築家フランク・ロイド・ライトは1867年〜1959年。
ル・コルビュジェは1987年〜1965年。
ピカソは1881年〜1973年。
大好きなヘミングウエイも1899年〜1961年。
ジャン・コクトー、ジェームス・ジョイス、ホアン・ミロ、ストラヴィンスキー、
と、世紀末生まれを探しているうちに何か、眉間に皺が寄って来そうなのでやめておくとして...
Alvar Aalto...良いなあ


北欧と気候とか自然が似ているカナダにもぴったりくる住宅や家具の色、雰囲気、デザイン。建物の内部と外部が断絶していない感じがして良い。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)







最近のコメント