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時事

Femmes@Tokyo

雨の日曜日。
メールで案内をもらったイベントに出掛けて来た。

Femmes@Tokyo
[日仏女性フォーラム] 女たちのダイアログ
--- 私は見つめる、書く
 (フランス大使館、日本経済新聞社主催)

ゲストに、いずれも日本とフランスを代表する女性作家を迎え、新しい男女の関係や、国を超える女の生き方や女として創造すること...といった興味深いsujetsでセッションが繰り広げられ、間に作家自身の朗読も入る。
久々に強くて刺激的なディアローグをシャワーのように体中に、魂に浴びた。

私が聞いたのは午後からの3つのセッション。
ゲストは、日本から作家の金原ひとみさん、小川洋子さん、Yang Yiさん
フランスはChristine Angot, Fatou Diome, Marie Darrieussecqさん

どのセッションも面白くて時間があっという間。

ちぐはぐでまとまりがない所が逆に面白かったのが、金原ひとみさんとChristine Angotさんの「男と女の新しい関係」を題材にしたセッション。
二人の作家の立ち位置というか’言葉’の違いが浮き立っていたし、Angotさんが投げかけるエスプリの効いて哲学的な言葉に乗り切らない金原さんがいて、別にそれでも良いんだというのがあって、言葉を超えたところでセッションが進行したりして、それが逆に面白い流れを作ったり。
本質をわし摑みにしようとするかのように詩を詠むように語るAngotさんと、そこにいるだけで何かを語っているかのような存在感の金原さんが面白かった。
フランス語と日本語の違いも大きい。日本語で語る時、かなり意識しないと、岩に刻みつけるかのようなフランス語とは対等に話せないかもと思ったりした。この感想は私が通訳無しでセッションを聞いていたせいもある。

Angotさんの小説の朗読がとても良かった。彼女はマルグリット・デュラスみたい。
そして小川洋子さんはやっぱり凄い。その肉声もまたすごい。日本語なのにまるでフランス語から訳したかのような文章を書く人だと思っていたけれど、話し言葉もそうだった。フランスの小川さんの翻訳家はさぞやノッて訳せただろうと勝手に想像。

心に響いた言葉。

女性は(個としての自分を生きているのではなく、)社会から与えられた女性という役を演じている
Ecrire c'est ecouterだったかな?
Il faut ecrire pour ceux qui ne parlent pas.

ああ、もっと本を読まなきゃ。物を見て聞いて書いて、生きて

紙の運命...

日本に帰って来て、通信環境が激変。
カナダに居た時は、電話としての機能で充分という旧型の携帯電話を長年使っていたのだけれど、日本に帰って来て、ああ携帯買わなきゃとお店に行って、何だ安いんだと、ついiPhoneなんぞ買ってしまったら、その機能の凄さにびっくり。(とは言ってもまだまだ全て把握している訳ではない)

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音楽(スピーカーも入ってる)もカメラもICリコーダーも電話もWifiもGPSも全部入ってるの?という驚き。
どこに居てもつい出して来て色々といじってしまう。外出先でホットスポットにアクセスすれば無料でインターネットが出来ちゃう。
長年のMacユーザーだけど、カナダにいたら絶対にまだ買ってなかった。日本はすごい。新しいものをどんどん消化してゆくんだもの。世の中、すごい勢いで進歩しているんだなと実感する毎日。

でも先日、もっとすごいものが出ちゃった。
iPad

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最初はちょっと大き過ぎ?なんて思ったけど、そうでもないのかも。iPhoneの画面の小ささにストレスが貯まっていたので、これくらいの大きさがあれば、電子書籍も快適に読めるだろうし、迫力ある映像を楽しむ事も出来る。様々な新しいメディアの可能性が生まれる。
間違いないのは、今後どんどん紙媒体が消えて行くということだ。
古書はゴミと化すか、博物館入りするくらい価値あるコレクターズアイテムとの両極端に分れて行くのだろうか。古い本を愛するものにとっては、ちょっと複雑。
紙の本も細々とでも残って行くと良いな。あの古い書籍の持つ温かみは、液晶などでは伝えられないものだから。

iPad、まだそう簡単に飛びつくつもりは無いけど、でも
ほ、欲しい...

 

Brace for impact...(衝撃に備えよ)

ニュージャージー側から見たマンハッタンの摩天楼とハドソン川。

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昨日からネットのニュースに釘付け。(TVは無いので)
乗客の方々が全員助かって本当に良かった!
9.11の記憶が生々しいマンハッタンの摩天楼の眼前で起こったリアルな出来事。
パイロットの方の技術・人間性と、ものすごい確率の幸運。
亡くなった方が一人も居ないからこそ言えるけど、様々な報道を見ていて良質な映画一本よりも深い人間ドラマを見たような感動がある。

そして飛行機を頻繁に利用するものとしては他人事ではない。
スターアライアンス のメンバーなので、USエアウェイズは頻繁に使って来た。
最近では年間70フライト飛んだ年もありました。そういえば何度かは肝を冷やす出来事もあったなあ...。(ホントに恐いですよ〜)
ラガーディアはマンハッタンに近いのでよく使うし、年末にちょうどハドソン川沿いをドライブして、あの氷が浮かんだ寒々しい川面を見たばかリ。あそこに飛行機が着水...乗客の人々の恐怖を生々しく感じました。
私だったらどうするか...何を考えるか...そんな事を考えさせられる出来事。

あ、それからBrace for impactは「衝撃に備えよ」って意味で、今回の機長がアナウンス。(落ち着いた声だったそうです)あまり聞かない言い回しで(頻繁に聞いたら困るけど、笑)、braceがピンと来なくて思わず辞書を引いてしまった。
歯の矯正器具の事をbrace(ブレイス)と言うので、何となく”ふんばる”とか”支える”っていう意味かなと理解したけど、機長にアナウンスされても、私だったらすぐには理解出来ないかも...。英語、勉強せねばー。