この夏のお助けフードといえば、クスクス。Couscous.
中近東のお料理で、お米のような、パスタみたいな、つぶつぶ。
炊飯器を付けるのもイヤになるくらい暑い日、(もわもわの湯気とか、保温とかも暑くて。。)
クスクスなら、あっという間にできて、使い切っちゃえる。
食欲のない日でも、あの野菜たっぷりスープと、つぶつぶなら喉を通ってくれた。
<作り方>
まずトマトベースのスープを作る。
クスクスがお米のようにあっさりしているので、スープはしっかり味がついている方がいい。
材料は何でもよしなのですが、
冷蔵庫にある夏野菜(トマト、茄子、ズッキーニ、獅子唐芥子、ニンジン、タマネギ、キノコ類)に、私は白身魚のパターンで、具沢山スープに。
夏らしく、タバスコをたっぷり入れてもいいかも。
スープをたっぷり作ったら、クスクスを蒸す。
これもフライパンにクスクスと同量の水を沸騰させて、クスクスを放り込んで、一分間蓋をするだけ。
めちゃくちゃアバウト。
あとはクスクスに具沢山スープをかけて(カレーライスみたいに)食べるだけ。
私はレモン汁をぎゅっと絞って食べました。
ワンプレーとで、あっさりしていて、栄養も取れて、サイコー!
この夏、一体、何度クスクスを作ったかなあ。
9月も活躍しそう。
日本のリンゴって本当にみずみずしくて美味しい。
カナダのリンゴの自然のままな、大らかな美味しさとは違う、舌のこえた日本の消費者に選ばれるよう手塩に掛けて、大切に育てられて来た完成品の美味しさ。
ずっと紅玉が食べたくて探していて、やっと近所のスーパーで見つけた。
カナダではマッキントッシュというリンゴが酸味を含む濃い味が紅玉に似ていてよく食べていたけれど、久々に食べた紅玉、やっぱりおいしい。
紅玉を使ってカナダのケベック州のお菓子、Croustade aux pommes(クルスタッド・オ・ポム)を焼いてみた。ケベックの街角のカフェのガラスケースの中に、マフィンやガトーショコラと一緒に必ず置いてあったなあ。
ケベックだとメープルシロップで作るのだけれど、クルスタッドに日本風にきな粉と黒砂糖を使ってみたら、香ばしくてめちゃくちゃおいしくて、2日連続で作ってしまった。色黒なのは今回、黒豆きな粉を使ったから...
Croustade aux pommes et au KINAKO と勝手に命名。
材料の分量はホントに適当で。
<レシピ>
①紅玉2個(皮の付いたままイチョウ切り)+レーズン適量(お湯で戻して)にレモン汁一個分をふり掛けて、耐熱容器に敷いておく。
②クルスタッドを作る。
小麦粉50g、きな粉30g、黒砂糖(適量、30gくらいだった?)を振るいに掛ける。
冷やしたバター70gをパイ皮を作る要領で、粉類の中に揉み込んで、ポロポロにする。
①の上に②を振り掛け、クルミを散らし、170度くらいのオーブンで焦げすぎないよう様子を見ながら約20分焼く。
*熱々よりも冷まして食べた方が、表面のクルスタッドがクッキー風にクリスピーになって外はカリカリ、中は甘酸っぱいリンゴがトロトロしてホントに美味しいです。
あ〜また今日も作ってしまいそう...
ついにオーブンを買ってしまった。
(脈絡無く続けているこのブログ、最近、自分語りばっかりになってるな〜)
買ったというのは正確ではなく、某カードのポイントでゲットしたピザも焼けるというのが売りのデロンギのオーブントースター。
カナダではずっと40年物の、グリルしか出来ない壊れたオーブンを使っていたので、ピカピカの新品オーブンというのが嬉しくてしょうがない。
で、今日はちょっと気分転換にオレンジピールなど作ってみた。
このオーブンのkeep warm機能は、砂糖で煮込んだオレンジピールを乾燥させるのにちょうど良い。ただ完全に乾燥させるためには、一日中オンにしておかないといけないかも。(電気代が...汗)
それにしてもデロンギってイタリア製だけあって、スタイリッシュなのは良いのだけれど、アメリカンなガラクタばかりに囲まれたこの古いアパートの中で完全に浮いている。
使い込んで黒ずんで来たくらいが調度よいかも。
オレンジピール、今回は無農薬の伊予柑で作ってみた。
ビター&スイートが好きなので、苦みをかなり残して。
完成が待ち通しい〜。
2月に入って
節分が過ぎて
今日はまた雪。
しかし寒いこと、寒いこと。
日中は7度までしか上がらなかったらしい。
部屋の中に染み込んで来るような寒さで、暖房をフルに付けて過ごした。
7度ってカナダでは、オーバーを脱ぎ捨ててTシャツで外を歩く人が出て来るような気温ではないか...
こんなシャーベット状のぐしょぐしょに湿った雪を見ていると、逆にカナダの雪景色が懐かしくなったりする。ふうっと息を吹きかけると飛んで行く、フェザーのように軽い雪。
写真はiPhoneで。
近所に住むRさんと部屋でお茶をしていて、ふと桜餅と草餅の色の美しさに目を奪われた。優しい淡い桜色と草色。
日本の色だーと感激する私に、Rさんは”そうかなあ...”って顔をしていた。
日本にずっと住んでいたら、当たり前の事なんだろうけれど。
最近、とても気に入っているフランス人経営のパン屋さん。
本当に美味しいのでほとんど毎日、買いに行っている。
写真はうちの主食と化しているmiche blanche(白パン)。
外側はカリカリで、中身はしっとりもちもち。
ここはパンだけではなく、お菓子系も美味しい。
林檎、パンプキン、パンプキンシードが乗っかった秋の実りのパイ。
あまりに美味しいので、「どこの小麦粉を使っているの?」と聞いてみたら
フランス本国の小麦粉を輸入しているそう。
”やっぱり〜”と頷いてしまった。
小麦粉の味の違いを意識し始めたのは最近の事。(遅いか...)
小麦粉は産地によって味も特徴も全然違って、それぞれに適した料理がある。常々カナダ産の小麦粉を使って焼いたパンはあまり美味しくないと思っていたのだけれど、やっぱりパンやお菓子には、フランス産の小麦粉が一番なのねと納得。
同じくピザもカナダ産で作るとx。
最近、ピザ台も手作りするようになったのだけれど、何かマズいなーと思っていたら、カナダ産の小麦粉を使っていたのが原因だった。
夏に日本に帰った時によく行くお店のマスターから「ピザの皮はイタリア産の小麦粉を使わないと美味しく無いよ」と教わった。
で、さっそくイタリアングローサリーでイタリアの小麦粉を買って来てピザを作ってみたら、全然、味が違って、美味しい!
こんなに違うなんてとホントに目からウロコだった。
やっぱり素材って大切だー
↓で手に入れたル・クルーゼのフライパンが重宝している。
昨日の一人ランチ。
トマトパスタ。
イタリアの長細いトマトを半分に切って、ルクのフライパンでガーリックとオリーブオイルと一緒にじっくり焼いて、アンチョビーで味を付けて、ディチェコのパスタに絡めただけ。
トマトはそのまま焼いただけ。
これだけなのにとても美味しい。
この細長いイタリアントマト、イタリアンマーケットで安かったから買ってみたら、
その酸味の少なさと甘さが、パスタやピザなどにすごく合う。
皮がしっかりしているので、保存も効く。
このトマトのおかげで、最近、毎食イタリアンばかり作っている気がする。
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